-コミュから読み解く樋口円香像-

はじめまして、今回は私の担当アイドルの一人である樋口円香についての記事を書きたいなと思います。

何故かって?ノクチルGRAD実装されるからだよ!!!

こないだ(とはいっても約半年前)の感謝祭実装で感情ぐちゃぐちゃにされたのでGRADシナリオ実装前の自身の思考の整理とGRADシナリオ読んだ後に新たな供給により解釈が変わる可能性もあるためなんらかの形で現在の解釈を残しておきたいということで筆を執った次第で御座います。

 

さて、題からもわかると思いますが本稿ではWING、ファン感共通シナリオ、「カラカラカラ」「ギンコ・ビローバ」、サポートの「游魚」、「閑話」、「UNTITLED」、イベントシナリオの「天塵」「海に出るつもりじゃなかったのに」あたりを資料として樋口円香がPと付き合うのか、ということから始まり彼女についての解釈を展開していきたいと思います。

結論だけ見たい方は「円香の解釈」まで飛んでいただくとすぐ読めます。

普通に全部のコミュ読んでる前提で書くので未所持ある方は回れ右か覚悟決めてお読みくださるようにお願いします。

 

 

はじめに

本稿ではシャニマスのシナリオに出てくる283プロ所属のプロデューサーのことを「シャニP」と呼称し、同人誌や二次創作で出てくる「シャニP」以外のプロデューサーのことは「P」と呼称します。PだとオタクのことをいってるのかシャニPのこといってるのかそれ以外のプロデューサーのこと表しているのかわからないので

円香は(シャニ)Pと付き合うのか


 さてここで本題に入りますがひとつ言わせてください、

「シャニPは樋口円香と付き合わねえしSEXもしねえんだよ!!!!!!!!」

ありがとうございました。まあこれはお気持ちですが割と解釈に重要な要素となってるので「まーたオタクのきもちわりー誰得お気持ちかよ」と思わず読んでいただきたいです。

二次創作とかのシャニP以外のPとだったらワンチャン?とは思わなくもなくもないんですが(はっきりしろ)シャニPとは絶対ねーだろ、二次創作Pともほぼほぼあり得ねーというスタンスです。

 ふたりはあくまでプロデューサーとアイドルの関係であり、付き合う、結婚、若妻概念などはただのオタクの妄言だと思ってます。(別に否定はしないです。俺も円香と付き合いたいし。ただ円香が交際してくれんのか?ありえねーだろ。いや付き合いたいけどさ、でも無理だよなーって思ってるので若干解釈違い気味です。)

まずシャニPがアイドルに手出すか??????って話ですよ。あのシャニPやぞ??(説得力皆無)そこまでシャニPLOVEを表現してない円香と付き合わねーだろ、未成年ぞ、という僕自身のシャニP解釈があるのがまずひとつ

次に、(こっちが本題)円香自身の感情があります。円香の感情はノクチルの幼馴染の3人に向いているのでシャニPに対する恋愛感情湧かないと思ってますね。「嫌い」とはっきり口にはしてませんが「カラカラカラ」の「エンジン」で嫌い的な態度取ってるし。

そもそもWING共通シナリオ「夜に待つ」での出会い方が透(小糸?)が心配になって話聞きに行って逆スカウト、という流れですし本人自体も「カメラ・レンズに笑う」や「バウンダリー」でも読み取れるようにシャニPにあたり強いしアイドルの仕事に対してそこまでの熱意ないしで全くデレる気配なしです。

いやでも「カラカラカラ」の「ニガニガ」あるじゃんというお声もあるかもしれませんが、あのコミュの飲み物の被り=シャニPへの好意と受け取るのはいささか性急な解釈だと思います。(受け取れなくもないですが)後々言及しますが、僕の考えだと恐らく円香がシャニPに抱いてる感情は憧れと同族嫌悪が入り混じった複雑な感情であると思っているので、好意、というよりも憧れから来る真似のようなものだと思っています。

問題となるのがWING優勝後の「蛇足」での円香の態度の軟化具合ですよね。

ここまでシャニPに対してしおらしい(?)態度を取ったのも珍しい。ライター変わったんか?とでも言いたくなるレベルの変わり身。(かわいい)

唐突ですが同じ共通コミュの「心臓を握る」を思い出していただきたい。ここは円香が初めてシャニPに対しその本心を吐露する場面であり、徐々にレベルの上がるオーディションとライバルに自信の能力の限界を感じアイドルとしての苦しさや辛さをぶちまけるコミュです。精神的に追い詰められて化けの皮が剥がれた、とでもいうべきなのでしょうか。このコミュから円香は言うなれば「硝子の心を鋼鉄の鎧と仮面で覆い隠している」のではないか、そう解釈すれば「心臓を握る」、「蛇足」での言動にも納得がいきます。彼女のキャパシティを超えたプレッシャーや出来事が起きると心の鎧が壊れてしまい、本心というか、斜に構えず素直な態度が出てしまったという風に考えられないでしょうか。優勝という望外の出来事につい素直な一面が顔をのぞかせたものだと思ってます。

なので円香は(シャニ)Pに恋愛感情なんてものは持ってないと思います。この考えを強固にしてくれるのが「ギンコ・ビローバ」のTeru「銀」なんですよね。

このコミュの「あなたは 愚直で スーツも 折り目正しく 美しい ああ ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」はまあ相当性癖歪んでなければ好意と受け取れないでしょう。以上のコミュ等の解釈から円香にはシャニPに対し好意を抱いてない、という結論に達しました。

円香とPの関係

じゃあ円香とPはどんな関係やねん、という話になりますが先ほども書きましたがアイドルとプロデューサーの関係です。

例としてWING準決勝前コミュの「ここでいいです」(シャニPが落ち着くところへ散歩でもしに行ったらどうだ、という発言に対しての応答)があります。この発言は円香自身が緊張しないように、あくまで今までのオーディションと同じだと自分に言い聞かせるため今までと同じ行動をとっている。もしくはシャニPを「プロデューサーとして」信頼しているが故の発言だと僕は思っています。ビジネスパーソン同士の付き合いというか、あくまで仕事上の付き合いであり、円香はシャニPを人として嫌いであるが仕事のパートナーとしてはある程度信頼している関係だと考えます。それだけではなく円香がPに対して抱いてるのは憧れと同族嫌悪が入り混じった複雑な感情を持っていると思っています。

この個人的な解釈は「ギンコ・ビローバ」の「銀」のシャニPの「スーツを脱いだら、そんなにできた人間じゃないからさ」という言葉が重要です。円香とシャニPの共通点はどちらも偶像を演じている(シャニPの場合はスーツが偶像の隠喩だと考えます)ところです。円香は硝子の心を鋼鉄の鎧と仮面で覆い隠し、シャニPは未熟な自分を少しでも完璧に見せたいがために背伸びをする。偶像を演じる、というとオーバーな表現かもしれませんが二人とも素の自分ではない「理想の自分」を演じているのです。

このことに対しコミュでは円香は上記のように「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」と心情を表現しており、これは同じく素の自分ではない理想の自分をより上手く演じているシャニPに対する嫉妬、もしくは同族嫌悪だと読み取れます。少し話がそれますがホーム画面のアイドル同士の会話で唯一円香が反発する咲耶も本心を隠し理想の自分を上手く演じているキャラであり、円香の嫉妬の対象たり得るため、円香は反駁するのではないのかなと思ったりします。(咲耶に関しては解釈が固まっていないため適当なことを言ってます。ご了承下さい。)

また同じ類の人間であるが故なのかシャニPの天来の察しの良さ故なのか「カラカラカラ」(手すりの錆)でのシャニPの「アイドルを続けていれば、ずっと一緒にいられるもんな」という応答や「エンジン」での問答など鋭いところを突いてくることも嫌いな理由の一因なのかもしれないなと思います。

幼馴染4人組の関係から

ノクチルというユニット、そしてノクチルのアイドルについて語るならばやはり幼馴染である、というところに重きを置かねばならないですよね。透がスカウトされたことが切っ掛けとなって残りの3人がアイドルとなってユニットができたわけですからね

「閑話」の「水滴」では4人でのフードコートでの駄弁りを「ほんとくだらないことしかしてない けど なのに、無駄に満腹」と表現しておりやはり幼馴染の空間が心地よいようで。もうひとつの「飴玉」の方でも(意味は異なるかもしれませんが)「もう少しこのままで、」と変化を嫌うような心情を吐き出しています。

「心臓を握る」での「期待なんか背負いたくない、必死になんか生きたくない」から始まる吐露は本人の心の弱さと同時にやはり「閑話」でも表されていたようにできるならばこのままで、平凡な日常が良い、という円香の思いが透けて見える気がします。(だから「閑話」というタイトルである、という考え方もできますね。)

「天塵」でも「海に出るはずじゃなかったのに」でも仕事の話に反対してますしやはり平穏を望んでいるのかなーと思っています。

「カラカラカラ」の「手すりの錆」でのシャニPの「アイドルを続けていれば、ずっと一緒にいられるもんな」という応答がかなり円香の3人への感情を正確に表しているのかなと思ってます。それに加えて、透への気持ちがアイドルをやる原動力となっていると思います。その話は次の項で。

透と円香

前項でも言及した通り、円香は透に対し幼馴染、親友以外の何らかの感情を持っています。このことについて言及されている情報は「天塵」第6話での「透に出来ることで私に出来ないことはない」という円香の心の声や、UNTITLED」「部屋」での題字通りの透への「名前の付かない」感情や「樋口」、「浅倉」呼びは円香の方から始めた。(どこ情報か忘れたけど透の朝コミュでしたっけ?)普段は「浅倉」呼びなのに一人の時、心の中では「透」と呼ぶ。(財布コミュや「天塵」第六話など)明らかに分けていることなど、親友以上の対抗心のような、まさしく名前のない感情を抱えており、透と円香の間には親友以上の何かがある筈です。ここについては過去に何かありそうですが今のところ言及はされておらず、謎のままです。そしてこの先も言及されない気がします。シャニマスくんそういうとこあるので。

あとファン感謝祭「然るに受信」の「私は...........。 誰かのために、歌ってない」も透の隣に立ち続けたいがために歌っているのだと個人的には思っています。ここGRADで解き明かされればいいんですが........。(まあそうなったら死人が出ますね。)

そこまで「浅倉透」という天才の存在は円香に対して影響を与えているわけです。

でなけりゃアイドルなんてそもそもやらないでしょうし続けてもいないでしょう。

クソデカ感情持ち樋口円香なわけです。

このような感情を持つに至った経緯の一端が垣間見れるのが「閑話」の「飴玉」ですね、「だいたいのことが、できる それなりに なんでも、できる 願わなくたって 適当に」と言っています。このようなポテンシャルがあるからこそ円香はそこそこでいい、と思っているのでしょう。しかし恐らくこのそれなりになんでも出来ないことを透はいとも簡単にやってのけている。でもそれは円香に関係のないこと。透が何をしようが隣に居れるわけです。

ところがアイドル業界に入ってしまえばその言い訳は通用しません。仲間でありライバルである訳ですから「そこそこ」では置いて行かれてしまう。だからこそ、3人の、透の傍にいるためにアイドルをやっているのだと思います。WING敗退後コミュ、その後の「風穴」では負けるという経験によってアイドルをやる意味を改めて考え(ここは実はアイドルが好きだった、熱中していたからととられそうですが)皆の傍に立ちたいという気持ちを強くしたコミュだと思っています。

 GRADシナリオで求めるもの

まあGRAD前ですし勝手にGRAD妄想してもバチは当たらねーでしょうしGRADで望むものを適当に挙げときます

  • ファン感「然るに受信」の爆弾発言の処理(答えの提示)
  • 円香が「アイドル」と向き合い自分なりの答えを出す
  • 透との関係性の明確化

あたりですかね、もう何が来ても死ぬ自信しかないのでダメなんですが

取り敢えず切腹前の武士のように覚悟決めて待ちます。ハイ。

 

円香の解釈

ここまで長々と駄文を書き連ねてきましたが結局お前はどういう解釈なんや、という話ですよね

ということでまとめてお話させていただきます。

  • 円香はシャニPと付き合わない、あくまでプロデューサーとアイドル。
  • シャニPと円香が似ている(どちらも理想の自分を演じている)から円香は同族嫌悪もしくは嫉妬を持っている。
  • 硝子の心を鋼鉄の鎧で覆い仮面を被っている
  • アイドルをやっているのは透の隣に立ち続けたいから、3人と一緒に居たいから
  • 変化を嫌い、流れるままに生きたい。幼馴染の空間が心地いい
  • 透に対し対抗心のようなものを持っている。(透の方は気にしていない)

 

というような感じですね。

個人的には円香とPは付き合わないのでどうやって心に残らせるか、というと結局「死」しかないんですよね、「傷」はいつか癒えるしそこまでインパクトないじゃないですか。やっぱ人間が出来る最大限の衝撃って復元できない「死」なわけですよ。その最大を円香の心にぶつけたいわけです。例としては突如発狂して円香の眼前で自害、それでPDSDとか男性恐怖症になって病に形を変えて心の中に残り続ける(病むほど心弱くなさそうだけどなーとも思いつつ。)というのとか、円香と外回り中に不慮の事故に巻き込まれて円香をかばってPだけ○んでできれば植物状態というか、反応だけするけど心を壊してしまって意思疎通ができない、みたいな状態になって欲しいですね。円香の心に残るように死んで心の棘になりたいんです。

仮に最期まで完璧なプロデューサーらしく円香をかばって死んでも円香は涙の一滴も流さずに「最期までスーツを着続けた人でしたね。」とか言いそうですね。内心滅茶苦茶後悔しつつ嫌悪というか嫉妬というか、そういう感情もって欲しいです。逆にみっともない死に方したり自害したらPも普通の人間だったんだ、ってちょっと安堵しつつそんなことを感じた自分に自己嫌悪してて欲しいです。まあインパクトある自害というか、「全部お前(円香)が悪いんだー」とかそんなこと言ってトラウマになるような方法(具体的なのはパっと思いつきませんが)で自害してそんなこと考えられないくらい心ぐちゃぐちゃにしたいですね。

あ、ちなみに円香は感情表現が苦手、というか乏しいと勝手に解釈してます。円香は感情も鋼鉄の鎧の中に閉じ込めてしまっているので泣きもしないし笑いもしないんです。

最後に

 ちゃんと長い文書書くのが初めてだったりして駄文になってますがご容赦ください。

そろそろ深夜から早朝に変わるような時間帯で頭も働かなくなってきたのでここらへんで筆を置きたいと思います。

次はGRAD円香シナリオについてでも書くんですかね、わかんないですけど。まあまたお会いしましょう。ではでは~